社会

健康経営

  1. TOP
  2. サステナビリティ活動 社会 健康経営

当社では、社員一人ひとりが心身ともに活力がみなぎり、活き活きと働ける状態を作り生産性の向上や企業価値向上につなげるよう健康経営に取り組みます。

中山製鋼所健康経営宣言

中山製鋼所グループは本年2019年に創業100周年を迎えます。
創業以来、鉄を中心とした商品やサービスの提供を通じて社会に貢献してまいりました。
製造業100年の歴史において、従業員は財産であり、従業員の健康は事業の礎でした。

中山製鋼所グループでは、
経営理念にあります『社会にとって有用な存在であり続けること』を実現し、
社会に貢献するため従業員の健康課題解決を重要な経営課題と捉え、
健康経営を推進し、従業員の健康保持・増進に全力で取り組むことを宣言致します。

2019年10月

代表取締役社長 箱守 一昭

健康経営優良法人2023(大規模法人部門)認定

当社は経済産業省と日本健康会議が主催する「健康経営優良法人制度」の大規模法人部門において、2020年以降継続して、健康経営優良法人として認定されています。
2023年は3月に「健康経営優良法人2023」として認定されました。

健康経営優良法人2023(大規模法人部門)認定

推進体制

健康管理最高責任者(代表取締役社長)のもと、健康保険組合・労働組合・産業医・安全防災管理室(各部署代表者で構成)で構成する健康推進協議会で決定した健康保持・増進方針に則り全従業員一丸となって健康保持・増進施策を実施します。
また、保険者ともスコアリングレポートをもとに健康課題を共有するなど積極的にコラボヘルスを推進します。

推進体制図

健康経営と経営課題の繋がり

健康経営で解決したい経営上の課題

従業員の平均年齢上昇にともない、血圧・血糖・脂質の有所見者率が全国平均と比べても2倍~3倍にあり非常に高い水準にある。健康活動の支援、健康意識の向上を会社が支援することで疾病の重症化を防ぎ、ノウハウや技能を持つ従業員が高いパフォーマンスを維持し、組織全体の活性化を図っていくことが事業活動を推進する上で大きな課題である。

健康経営の実施により期待する効果

従業員が自らの健康を意識し、健康行動を始めることを期待している。具体的な数値目標としては健康経営開始前の『健康行動非実行者』38%をほぼ半減の20%までの改善を目指す。また、特定保健指導の実施率を健康経営開始前の22.1%から55.0%とすることを目標とする。

健康経営の実施により期待する効果
  • 基本的に「健康投資」と「健康投資施策の取組状況に関する指標」は1対1で対応する。しかし、中には複数の「健康投資施策の取組状況に関する指標」に対応する「健康投資」も存在するため、そのような「健康投資」を「様々な効果に関連する健康投資」とする。
社会的価値 企業価値
健康資源

当社健康課題

  • 生活習慣病関連項目の有所見率が高い。
  • すべての項目で有所見率が高く、全社的に生活習慣病のリスクが高い状態にある。
  • 特に血圧の有所見率が全国平均と比較して高い。
  • 2021年度の結果と比較すると、全体的に改善傾向にある。
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度目標 最終目標値
血圧 53.5% 59.1% 53.0% 45.0% 17.9%
血糖 44.4% 48.2% 46.3% 33.4% 12.1%
脂質 66.8% 68.6% 66.5% 55.7% 33.3%

有所見率を改善するための施策目標

会社主導の運動機会提供による『健康行動非実行者』の割合改善
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度目標 最終目標値
38.2% 32.4% 36.8% 35.0% 20.0%
環境整備、勧奨強化による『特定保健指導実施』の徹底
2020年度 2021年度 2022年度 2023年度目標 最終目標値
38.2% 36.4% 35.9% 46.1% 55.0%
健康関連の目標指標
2019年度 2020年度 2021年度 2022年度 2023年度目標
プレゼンティーイズム(パフォーマンス)スコア※1 74.1点 74.3点 72.3点 72.0点 73.0点
アブセンティーイズム(病欠・休職)スコア※2 2.05日 1.49日 1.80日 1.70日
仕事への熱意・活力(ワークエンゲイジメント)スコア※3 48.3点 48.0点 46.3点 48.3点 49.0点
職場の一体感(ソーシャルキャピタル)スコア※4 59.3点 60.7点 59.3点 58.7点 59.0点
測定人数 506名 541名 496名 738名 770名
回答率 91% 96% 94% 95% 99%
  1. プレゼンティーイズムスコア:SPQ東大1項目版(病気やけががないときに発揮できる仕事の出来を100%として過去4週間の自身の仕事を自己評価)
  2. アブセンティーイズムスコア:傷病による休暇取得(遅刻早退を含む)の日数をアンケートにより回答
  3. 仕事への熱意・活力スコア :自己の仕事への熱意・活力に関する個々人の評価(1点~4点の範囲)を100点満点に換算
  4. 職場の一体感スコア :職場の一体感に関する個々人の評価(1点~4点の範囲)を100点満点に換算

重点施策

心身の健康
  • 健康診断受診率 100%の維持
  • コロナウィルス感染防止対策の導入(テレワーク導入、オンラインMTG実施、シフト引継ぎの筆記化)
  • 動画コンテンツの導入(女性のカラダ基礎知識講座)
  • 感染症予防(うがい器、消毒液の設置 等)
  • ストレスチェックとフォロー体制確立
  • 受動喫煙防止対策
  • スポーツクラブの斡旋、費用補助
健康意識向上
  • 啓蒙活動(健康ポスター、情報誌発行 等)
職場活力向上
  • ストレスチェックによる職場分析
  • 全従業員対象健康意識調査

動画コンテンツの実施状況

実施内容 女性のカラダ基礎知識講座
対象者 全従業員
参加人数 154名
参加率 154名/829名(19%)
理解度※1 97.2%
満足度※2 80.2%
  1. 視聴後のアンケートで動画の内容について「よく理解できた・まあ理解できた」と回答した割合
  2. 視聴後のアンケートで動画の内容について「大変満足した・まあ満足した」と回答した割合

健康意識調査結果(2022年度)

健康意識調査結果(2022年度)

その他の健康経営関連数値(2022年度)

  • 従業員の会社への満足度58.4点
  • 健康経営推進に関する従業員の認知度78.0%
  • 従業員の健康経営に対するポジティブな意見83.7%