カバーストーリー
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NAKAYAMAの夢は、
真にサステナブルな鉄鋼業を
実現すること。
中山製鋼所は国内に3社しかない電気炉鋼板メーカーです。
再生資源の鉄スクラップを原料に高品質な鋼材を電気炉で製造しています。
鉄鋼業の主流である、鉄鉱石を主原料とした高炉プロセスに比べ、電気炉プロセスは約1/4のCO2排出量で鋼材をつくることできます。
電気炉の能力増強により、真にサステナブルな鉄鋼業を私たちがいち早く実現します。
一気通貫の
バリューチェーンで
お客様のニーズに
徹底して寄り添う。
中山製鋼所グループは、大阪中心部の湾岸に位置する電気炉メーカーを母体に、高度な製鋼、圧延、成形、加工技術とノウハウに加え、鋼材生産・加工・販売・物流の一連の機能を保有しています。
全国10工場が製販一体拠点で、お客様のニーズに合わせて鋼材製品、成形品、加工品をお届けする、きめ細かな営業スタイルを強みとしています。
高品質の電気炉材で、
お客様の
カーボンニュートラルに貢献。
中山製鋼所は、2000年代の初めまで高炉製品を生産していた経験から、高炉の品質特性をよく理解しており、その上で、高品質の電気炉製品を製造しています。
カーボンニュートラルに向けて電気炉製品を新たに必要とするお客様への提案力はトップレベルです。
電気炉製品の使用分野の拡大、用途拡大を高い品質で実現していきます。
伝承していきたい、
中山のやさしさ、温かさ。
それこそが成長の源。
事業が成長していくには社員のコミュニケーションが最も重要と考え、チームワークとアットホームな雰囲気を「中山らしさ」の原点としています。
多様な人材が部門を越えて交流を深めていくことが成長の原動力であり、人材育成においても、会社全体の事業のつながりを理解して成長できるよう、会社ぐるみで育てる環境をつくっています。
一人じゃない。
だから思いきり
挑戦できる
シャーラインを一人で任される責任感の中で、工程全体を見渡しながら仕事を進めることに大きなやりがいを感じています。他部署との連携を通じて視野も広がり、多くの学びを得られる点も魅力です。「中山らしさ」は、若手の意見も尊重され、上司や先輩からの支援を受けながら積極的に挑戦できる環境にあることだと思います。今後は新電気炉プロジェクトの成功をともに目指し、鉄鋼メーカーとして社会に必要とされ続ける会社の一員として、自らも成長しながら貢献していきたいです。
人に支えられ、
人を支えて
成長する
会社全体の利益に直結する部署で、自分の提案が改善につながった時に大きなやりがいを感じます。信頼関係が欠かせない業務だからこそ、社内外を問わず丁寧な対応を心がけ、長期的なパートナー関係を築けるよう努めています。私が感じる当社の魅力は、上司や先輩が困りごとなどの相談を聞いてくれて、力を発揮できるよう全力で支えてくれる温かさです。
その姿勢に触れることで、自分も同じように周囲を支えられる人になりたいと思うようになりました。これからも、人と人とのつながりを大切にしながら、従業員が安心して働ける誇りある会社であってほしい。そして新しい挑戦にも前向きに取り組み、一緒に成長していきたいです。
挑戦を力に、
持続的に成長する
未来を描く
新しい課題に直面した時、それを乗り越えていくプロセスに大きなやりがいを感じます。プライム市場の英文開示の義務化に伴い、部内だけでなく会社全体で翻訳業務を円滑に進められるよう、語学力を活かして土台づくりに取り組んできました。当社の強みは、お客様と従業員を第一に考え、100年もの間、地道に実績を積み重ねてきた歴史にあります。今後は新たな成長ステージの中でCO2削減など社会への貢献を深め、付加価値の高い製品を提供できる会社になってほしいと思います。そして、競争力を高めながら、従業員の働く環境やモチベーションがさらに向上し、持続的に成長していけたら理想的だと考えています。
探究心で挑み、
技術で応える
棒線工場の機械保全を担当し、生産設備の安定稼働と改善に取り組んでいます。大規模で特殊な設備に関わり、原因を突き止めて的確な対策が成果につながった時に大きな達成感があります。私にとっての「中山らしさ」は、諦めない探究心です。設備の故障や品質課題に対して原因を深掘りし、根本解決を目指す姿勢が受け継がれています。改善や改良には終わりがなく挑戦の連続ですが、その粘り強さこそが当社を支えていると感じます。これからも変革期の中でさらに競争力を高め、「電気炉メーカーを牽引する存在」として成長を続ける当社の一員でありたいと思います。
データに向き合い、
底力で
乗り越える
製造現場では、同じ製品でも材料や設備のわずかな違いで品質が変わるため、その要因を突き止め改善につなげることに面白さを感じています。過去の膨大なデータを分析したり、自らサンプルを採取して欲しい情報を集めたり、試行錯誤しながら解決できた時には大きな達成感があります。私が思う「中山らしさ」は、苦境を乗り越えてきた先人から受け継がれる底力です。その姿に学び、若手も挑戦を続けられるのが当社の強みだと感じます。これからも新電気炉プロジェクトを通じて環境負荷を減らし、「電気炉といえば中山」と言われる存在を目指していきたいです。
積み重ねた
技術で、
信頼に応える
製鋼工場で電気炉の操業改善に取り組み、コスト改善や安定操業に向けた施策を立案・検証しています。理論と現場の結果が一致しない時には原因を徹底的に調べ、試行と解析を重ねて改善策を定着させた時に大きなやりがいを感じます。当社の強みは、積み重ねた技術を土台に、若手でも主体的に挑戦できる環境があることです。先輩の知見や仲間の協力に支えられながら、自ら考え実践することで成長の機会が広がっています。今後は次のステージに向けた挑戦の中で新たな知識やノウハウを積み重ね、品質向上や環境対応にもつなげたい。そして「技術力と人の力で信頼される企業」として、次の世代に誇れる未来をともにつくっていきたいです。