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微細粒鋼板NFG クレーン部材に相次ぎ採用 クレーン構造規格も取得 2003年10月23日

当社が、世界に先駆け開発をした微細粒鋼板 NFG(Nakayama Fine Grain)は、橋型クレーン、ホイストクレーン、天井クレーンなどの各種クレーンの部材として、相次いで採用され、石川島運搬機械(株)、日本ホイスト(株)、(株)昭和起重機製作所、等の製品で実績をあげています。

当社が開発した微細粒鋼板 NFGは、2001年12月より生産・販売を開始したもので、大圧下圧延と強冷却により平均結晶粒径3ミクロンの微細粒鋼を、世界ではじめて工業的に製造可能としたものです。同鋼板は、高強度・高靭性の特性を持ち、さらに良好な溶接性・疲労特性を具備しています。

2002年12月には、厚生労働省から、クレーンの構造部分に使用する鋼材について、クレーン構造規格に掲げられる日本工業規格に適合した鋼材と同等以上の性質を有する鋼材にあたるとの認定も得ました。これにより引張り強度600MPa、550MPa、500MPa級の微細粒鋼板NFGがクレーン規格として登録されています。

当社では、今後、これらの実績を踏まえ、さらにユーザーのニーズに応えることで、拡販に取り組む方針であります。

以上

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