電力卸供給事業 子会社２社の株式一部譲渡につき、
株式会社ガスアンドパワーインベストメントと
最終協議を行う旨の基本合意書 締結について　2002年12月25日

当社は、当社が保有する合弁子会社である電力卸供給事業会社２社の株式の一部を、大阪ガス株式会社（社長：野村明雄）の子会社である株式会社ガスアンドパワーインベストメント（社長：吉川 素三）に譲渡する方向で協議を行うことについて、本日、株式会社ガスアンドパワーインベストメントと基本合意書を締結いたしました。

株式会社ガスアンドパワーインベストメントに株式譲渡するのは、中山共同発電株式会社（所在地：大阪市大正区、社長：岩下 仁）と中山名古屋共同発電株式会社（所在地：大阪市大正区、社長：岩下 仁）の２社の株式で、両社ともすでに電力卸供給事業を開始しています。

株式会社ガスアンドパワーインベストメントおよび当社は、金融機関等の関係先より、本件に対するご承諾をいただく協議に入り、これと並行して両社の協議を行います。これらの協議が順調に進めば、当社は株式会社ガスアンドパワーインベストメントに、平成１５年３月末を目途に両電力卸供給事業会社の株式のそれぞれ６０％程度を譲渡する予定であります。なお、操業および定期検査等のメンテナンス業務につきましては、当社が引き続き中山共同発電株式会社および中山名古屋共同発電株式会社より受託して行います。

当社は、新中期経営計画に基づき、本年７月に高炉を休止するなど、コア事業である鉄鋼事業の構造改革を計画どおり推進してきました結果、収益も順調に改善されつつあります。
一方、当社グループの喫緊の課題は、グループ全体の有利子負債の削減であり、今般、その課題解決の一環として株式譲渡の検討を行うことといたしました。

以上

《ご参考》